2011年12月13日火曜日

12月4日「森と風のがっこう」吉成信夫さん講演会報告

岩手県葛巻町のエコスクール「森と風のがっこう」から吉成信夫さんをお迎えし、講演会+ワールドカフェを行いました。「森と風のがっこう」は、廃校になった学校を活用した食とエネルギーの自給自足の場です。http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze/

吉成さんは、豊かな発想と強い実行力の異色の改革者として知られていますが、いつもは「森と風のがっこう」で、子どもたちと森で遊び、絵本を読み、地域の人たちと心を通わせながら、自らが楽しんで活動している素敵な“おんちゃん”です。






市役所の会議室も、テーブルクロスを敷いて、お花をいけて、コーヒーをいれて、手作りお菓子を用意して、今日はカフェに様変わり。おもてなしの準備も整いました。

***今日のカフェ・メニュー***
小田原の手作り天然酵母パンのポタジェララさんのパン、片浦おやまの大将さんのしいたけクッキー、片浦みかん、秦野のジンジャー&ピクルスさんの手作りマクロビクッキー、秦野の村田さんのロールケーキやスポンジケーキ、大磯オイコスさんのコーヒーなど、盛りだくさん。

小田原市内だけでなく、山梨や藤沢、東京など多方面から、食、エネルギー、教育、地域おこしに関心をもつ方々が100人ほどお越しになりました。初対面だけど、テーブルを囲んで和気あいあい。

加藤小田原市長もいらっしゃいました。偶然にも吉成さんとは旧知の仲。10年ほど前に「森と風のがっこう」に行かれ、森風カフェでお茶を飲み、コンポストトイレを体験されたそうです。

***第一部:吉成信夫さんのお話***
“楽しみながら生活をレベルダウンさせる。それにはユーモアと創造力”
“やらない人は損をする。やった人だけが得をする。やってみればわかるエコロジカルな暮らし”
実践に基づくお話は具体的で説得力があり、新しい視点を与えてくださいます。
*アンケートでの感想

・吉成さんのエネルギーに感心、ワクワクした。小田原でも実現したい。
・バイタリティある活動、自分の気持ちに素直に行動している姿に感動した。
自分の生活への「視点」を変える機会となり、生きていく上で希望とヒントをいただいた。
・吉成さんのパッションに心を打たれました。何事も熱い想いでひとつでかなうんですね。


***第二部:参加者全員でワールド・カフェ***
手作りのおいしいお菓子とコーヒー片手に対話の時間です。80才から10才、行政職員や議員からビジネスマンや中学生まで、様々な人たちがシャッフルして、“自分の住む地域が5年後どうなっているのが理想か?”“それを実現するには何をどう変えたらいいか”をテーマに意見を交わしました。
*アンケートでの感想
・明るく楽しい雰囲気の中で色々な意見が聞け、柔軟な発想がでてきた。
・色々な世代、立場の方々のおもいを聞くのは面白い。
・周りの人が変わると自分の考えも変わるんだなということに気が付いた。
・この形式、とても面白いですね。人の意見も自分の意見も自然と一つになっていくことが不思議でした。
吉成さんのお話に元気をもらい、ワールド・カフェで新しい発見をし、一日楽しい時間となりました。参加くださった皆さん、ありがとうございました!これからも、小田原市旧片浦中学校を拠点に、食と自然の地産地消をテーマにした様々な取組みを行うので、どうぞ遊びに来てください。

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