2013年8月30日金曜日

【活動報告】7月14日夏のまるごと体験DAY@小田原・片浦

青い海と緑の森に囲まれた小田原・片浦地区。片浦の自然や人が大好きな3団体①片浦“食とエネルギーの地産地消”プロジェクトと、②日本コロニヘーヴ協会(エノコロ)と、③NPO法人ビーグッドカフェが「かたうら好き×好き連」を結成!それぞれの素敵な活動をぐるりと回りながら体験できちゃう一日「まるごと体験Day」を開催しました。

 小田原から熱海方面に2駅の東海道線根府川駅集合。懐かしさ漂う駅舎です。

 近所にお住まいの方の心づかいでしょうか。季節の花が無人駅の構内に飾ってありました。

 青い空にみかんが映える夏日。

今日のナビゲーター。片浦食エネプロジェクトとエノコロのメンバー。いつも一緒に活動している仲良しです。

 顔合わせ。募集早々満員御礼、都内や近郊から30名のご参加でした。

 片浦ツアー出発!まずは地元の伝統を知ろうと、根府川でこの日に行われる「鹿島踊り」を見学です。

 氏子の長老、川島さんから、鹿島踊りについての歴史やいわれを伺います。
悪疫退散、航海安全のため古くから受け継がれる踊りで、県の無形民俗文化財に指定されているそうです。

 踊りというより神事の厳かさが漂います。

 太鼓とすずの3役。抑揚のない調べと独特のふり。

 祖父から父へ孫へ、踊れるのは農家と漁師の長男だけで代々受け継がれてきたという鹿島踊り。今は(子供の数が少なく途絶えてしまうので)長男でなくても、女の子でも踊っています。

  鹿島踊りを見学したあとは片浦食エネプロジェクトによる根府川ツアー。まずは片浦電力による小型太陽光パネルのご案内。住民たちの手で、郵便局や道路、診療所などの公共施設やレストラン、個人宅などに小型太陽光パネルシステムを設置しています。こちら公民館。

2階の手すりについてる太陽光パネルで発電した電力で左の外灯が点灯します。鹿島踊りの夜の練習でも大活躍しました。

 片浦小学校の通学路の外灯。住民が設置した太陽光パネルで光る外灯が地域の子供たちを見守っています。

 片浦食とエネルギーの地産地消プロジェクトの拠点、旧片浦中学校校庭です。これまで、様々な人達の手で校庭を耕して畑にし、廃材やそこにある土や木で、アースオーブン、野外キッチン、かまど、ビオトープなどを作ってきました。ここで収穫されたものを調理して食べることを基本に、ワークショップや子供教室など催しています。

 坂を上ってきたので汗だく。ガーデンでとれたアップルミント水でのどを潤します。

 これは、1年半前に描いた未来予想図。その通りになりました。
施設の説明。このかまどは日干しレンガで作りました。そのレンガもここの土と砂を使っておひさまに干してみんなで手作りしたんですよ。

 校庭を耕して作った校庭ガーデン。70㎡弱の小さな畑ですが幾種類もの野菜やハーブや果樹が植えられ、池があり、生物多様性の宝庫です。

 おみやげに、きゅうりやなすを収穫してもらいました。

 片浦食エネプロジェクトのあとは、オレンジプロジェクトにむかいます。同じ集落ですが歩くと少し遠いので、根府川のヒルトンさんがバスをだしてくださいました。

 江の浦地域のオレンジプロジェクトに到着。耕作放棄ミカン園を都市住民有志により復活、甘夏を栽培し、パンやドリンクなど加工品を作って販売しています。

 ここからの海と山の展望は最高の眺めです。暑さも癒されるな~。

 お昼ご飯。暑さにまけないよう、夏野菜とココナツのカレー。

 ここで採れた甘夏の酵母で作ったパンや、どら焼き、ぜんざいなど。

左は甘夏農園の案内をしてくれてるオレンジプロジェクトのKIKKOさん。

 甘夏とり放題!

 どんだけとってもいいよー。

 いいお土産になりました。

甘夏酵母のジュース

うーん、美味い!
 オレンジプロジェクトのもう一つの場、パーマカルチャーガーデンに移動。ハーブ王子の内田くん。ハーブにまつわる説明を聞いたあと、色んなハーブを摘んでハーブティを楽しみます。

 これはハッカ。外国産のミントではなく古来より日本で自生するハッカです。

 暑い時こそ、あっつあつのハーブティ。

オレンジプロジェクトの次は3つ目の場所。江の浦のエノコロです。 ここではデンマーク式週末農業スタイル「コロニーへ―ヴ」のライフスタイルを提案しています。
 デンマーク出身のイェンスさん。
 コロニーヘーブとは、都会に住んでいる人たちが週末や夏休みに自然に触れながら過ごすことができるコミュニティ・ガーデン。ガーデンには小さな小屋があるのが特徴です。
 小屋の中。かわいい!

 自然のしくみをいかしたパーマカルチャー・ガーデンです。エノコロ管理人のチノちゃん。

草屋根。子供たちにとっては遊ぶ所いっぱいの玉手箱。

と、こんな感じで片浦地域の3つの拠点を急ぎ足で回ってもらいました。
各々の場所でそれぞれのイベントやワークショップを開催してるのでまた遊びに来てください。
これを機会に片浦地域で一緒に遊べる仲間が増えていくといいなと思います。


(写真撮影:はち君)





2013年8月27日火曜日

【活動報告】8月24日(土)YES!GARDEN@久野のファーマーズ・マーケットに出展!

久野のイエス・ガーデンのファーマーズ・マーケット「イエスガーデンに集まろう!」に片浦電力の小型太陽光パネルシステムと片浦のお山のたいしょうさんのしいたけやこんにゃくやジャムを携えて出展しました。

 小田原市久野地域。昨年、このコミュニティガーデンづくりによく遊びに行きました。しばらくぶりに来たらとっても気持ちのいい場所に進化してた。NPO法人子どもと生活文化協会の方々がお世話をされてます。毎月第2、第4土曜日にオープンデーやってます。


 

 
 オーガニックやエネルギーに関心ある方々が集まるので、色々話を聞いてもらえました。あつし代表、積極営業中。

植物とも上手く溶け合っている太陽光パネル。ヒューマンスケールなエネルギー、暮らしの中のエネルギー。

2013年8月13日火曜日

診療所に設置しました!

 暑い中、片浦診療所へパネル設置完了!横の階段が暗いという事で太陽光パネルで作った電力で階段を照らします。
夜、真っ暗だった坂道がこんなに明るくなりました。これで防犯的にも安心です。

2013年7月3日水曜日

【活動報告】6月29日(土)夏のキッチン・ガーデンあそび

ようこそ、片中校庭キッチン・ガーデン あおぞらカフェへ。
ではなくてー、
自分達で育てた小麦を、自分達の手と太陽光パネルで挽いて小麦粉にし、ソーラクッカーやアースオーブン、ダッチオーブンで焼いてお菓子を作るなんてすごくない?材料も作るエネルギーも、ぜーんぶ身近にあるものでできるんだよ。おっどろき。
そう、ここは休校になった小田原市片浦中学校の校庭です。1年半前から少しづつ校庭を耕し、土で窯やかまどをつくり、木でいすやテーブルをつくり、皆で楽しく集う場を作ってきました。これは2年前に“こうなればいいなー”と描いた未来予想図。この通りできてきたじゃない。

昨年の秋に小麦、大麦あわせて50㎡くらいに種を蒔きました。5月の麦の様子です。昔は‘ムスメ米、おばあ小麦’と言って、米は若いうち、小麦は焦茶になり腰が曲がる(穂がたれる)まで熟すのを待って刈りとったんだそうです。

 これが小麦。

 こちら大麦。ビールや麦茶になります。

 6月のはじめに刈り取り、1か月寝かせて乾燥させました。

 今日は小田原市内から60人程のご参加、片浦小学校の放課後子どもスクールとも連携です。ナビゲーターは、はたあきひろさん、会社員でありながら自分の田畑をもちご家族分の自給自足をされている、自称“自給農民”です。

 まずは、麦のお話。“麦って何になるのかな?” “うどん!パン!ごはん!”
麦のまわりについてるチクチクするもの、これはノギといいます。一説では、鳥に食べられるのを防ぐためにこういう形になったそうです。漢字のノギ辺もここからきてるんですよ。

 はたさんのお話に、子どもたちもどんどん前のめり。

 さぁ、はじめよう。まずは小麦の粒をこそげ落とします。

 指がちくちくするぞー。

小麦の粒って、こんな風になってるのかー、はじめて見たぞ。

 お母さんと一緒に。

 おしゃべりをしながら手をひたすら動かす手仕事。飽きないよね。

 粒が取れたら、ざるとボールで粒をやりとりしつつ内輪で風を起こしてノギや埃をとばします。
 
ミルサーにいれます。

スイッチオン!このミルサーの電源は、片浦電力が小屋の屋根の上に設置した太陽光パネルで作った電気を使ってます。そう、おひさまのエネルギーで挽いてるんだ。

 ミルサーで2分。小麦粉になりました!これは全粒粉。胚芽も表皮(フスマ)もはいってミネラルたっぷり。挽きたての粉をみんなで食べてみました。ほんのり甘い、これが麦の風味だね。

 こちら大麦。小麦より灰色がかってますね。

 フライパンでじっくり煎ります。

 こんなこげ茶になりました。香ばしくてなんともいい香り。そのまま食べても美味い!これを麦茶にします。  

 挽きたての小麦粉でクッキーづくりです。全粒粉とくるみのクッキー。生地をのばして、、、。

型をぬいて、、、。

アースオーブンで焼きます。

クッキー、焼きあがりました!

 こちらは、かまど隊。ご飯を炊いてます。火の扱いはお手のもの。男の子は火が好きですねぇ。

 あおぞらカフェチーム。今日は、アースオーブン、ソーラクッカー、ダッチオーブンを駆使してスイーツを作ってくれてます。

 左がソーラクッカー。真ん中ダッチオーブン。

  ソーラクッカーでパンケーキが焼けてきましたよ~。今日は日差しが強いからすぐに焼けるわ。おひさまの力ってすごいね。

 今日のお昼ごはんのメニューです。お昼も皆で手分けして作ります。材料は、キッチン・ガーデンで収穫できるものを使います。

 さぁ、普段のお手伝いの腕の見せどころ。たまねぎとジャガイモの皮をむいて、、、。じゃがいもは3月に皆で植えたじゃがいもです。キッチン・ガーデンから収穫してきました。

 サラダのレタスやきゅうりも、春に植えた収穫物です。

 近くの農家レストラン「お山のたいしょう」さんの手作り味噌をいれた即席みそ汁。手際がいいね~。

 お昼ごはんを食べるため、ござの上を麦わらで掃除。いいアイデアだ、よく気づいたね。麦って箒にちょうどいいからね。

 お昼ごはんです!!今日はキッチンガーデンで獲れた野菜で、ポテトと玉ねぎのカレー炒め、野菜サラダ、キュウリの塩麹漬け、即席みそ汁と、煎り大豆入りかまどごはん。

 
近所の方からおすそ分けしてもらった大豆を煎ってかまどで炊きました。煎った大豆がいいにおい~!

 いただきます!

 たっぷり食べてね。
みんなで食べるともっと美味しくなるね。

 6年生女子が、ちょっと来てと耳元でささやくから何かと思ったら、イチゴ食べていい?と小声で。食べてといったら、やったーと小躍りしてる。もう終わったと思ったいちごがいくつもできてました。

お昼ごはんのあとは、はたさんとガーデン・ツアー。ご飯づくりででてきた生ごみはどうずる?これも立派な資源です。

 コンポストボックスでおがくずと混ぜ、肥料にして畑に還します。今日食べたものが畑に戻り、別の野菜になって私たちの食卓へ巡ってくるんだよ。土の中で虫さんが大活躍して、じゃがいもがトマトになるんだ。
人間に男の子と女の子がいるように、キュウリにも、おばなとめばながあるんだよ。見てごらん。めばなはお母さん、お花の横には赤ちゃんチビキュウリがついてるよ。

これ、パセリ。パセリにはパーマがかかってるんだ。くしゃくしゃの葉を広げてみよう。

これは赤色のシソ。緑のシソとどうちがう?


ねぇねぇ、はたさん、これなぁに?

はたさん。虫のことも、野菜のことも、鳥のことも何でも知ってるんだ。

ハーブを植えようか。タイム、、アーティチョーク、カモミール、、、。

ハーブは必要な虫をおびきよせたり、仲の悪い虫をおっぱらったりしながら、野菜が健やかに育つのを助けてくれます。

あおぞらカフェチーム+こどもパティシェ。
ほーら、パンケーキができたぁ。

フェンネルをあしらって、、、。あら、かわいい。

 ダッチオーブンで焼いた、ガトーショコラやバナナケーキも登場!ぜーんぶ、アースオーブンやソーラクッカーで焼いたもの。ガスコンロがなくても、十分美味しいおやつが作れます。

お土産にいちごの苗。ランナーを途中で切って植え替えます。お庭がなくてもバルコニーで十分育てられるんだよ。来年美味しいイチゴをならそうね。

 今日もたくさん遊んで、美味しく食べました!

次回は夏休み、8月8日(木)に近くで採ってきた竹で流しそうめんとスイカ割りです。
毎週火、水、金曜日は校庭がオープンしています。草取りや水やりや畑の世話にどうぞ遊びに来てください。その時はハーブやお野菜などどんどん収穫して美味しく食べてね。(職員室に管理人がいるので一声おかけください。)


(写真撮影:Ben Matsunagaさん、きやまやすこ)