2015年5月13日水曜日

【活動報告】5月6日(水・祝)春のキッチンガーデンあそびbyはたあきひろさん


初夏、地上では草花が咲きはじめ、土の下では虫や根っこがどんどんのびて、片中キッチンガーデンもいよいよキックオフです。



 いちごちゃん、こんにちは。

 1年ぶりに、奈良より、園芸研究家のはたあきひろさんに来ていただきました。
はたさんの、植物や虫、ひとなど生きとし生けるものへの視点やコミュニケーションのしかたは、他にはない特別の世界です。はたさんとの再会を楽しみにしている人はじめ、大勢の方にご参加いただきました。
“ 雑草にしても虫にしても無駄なことなんか一つもない、それぞれに役割があるんだよ”ただ、土をいじるとか植物を育てるのはなく、虫、鳥、いのちにおよぶ畑さんのお話し。

 草刈りなどガーデン整備に汗をながします。

 雨不足で干上がってしまった池。外来種の西洋みずくさを植えたら占拠されてしまったので、水がないうちに草取りして整えます。

 子供達もお父さんたちもがんばってます。

刈った草は、土の上に寝かせます。これは、虫やかえるの通り道を作るということ。土の上は歩いてこれない。草を道としてつたってやってくるのです。たくさん虫がやってきてくれることで、土が肥えてきます。刈った草も役立つように活用してあげると喜んでますね。

 “苗をどうやって袋から出すといいと思う?苗の気持ちになって考えてみよう。無理やり上からつままれれたら痛いやろ。それより、お尻からそっと持ち上げてもらった方が気持ちよくでれるよね”
畑さんの優しくわかりやすいトークに子供たちも夢中。

“手をかけられる時は優しく丁寧に。でも常に面倒を見れるわけじゃないから、あとはいのちを信じて突き放す”野菜の苗を植える時の畑さんのコメントです。しばらく雨が降らないとわかってる場合には、最初に水をあげると苗がもっとくれるんじゃないかと期待しちゃうから、あえて水をまかない。自分で根っこから水をひきあげろよとちょっと厳しく、でも信じて雨が降るのを待つ。子育てや生き方にもつながるお話しに、大人もふむふむ。苗の植え方もいつもと違ってくるものです。

 高学年の子供たちはお昼ごはんのお手伝い。かまどづかいも慣れたもの。

今年から中学生になった片浦食エネプロジェクトOBの男子と女子が、手伝いに来てくれました!食材も準備して2品作ってくれ、とってもたすかりました。また、是非あそびにきてほしいなー。この場が誰もの居場所になれること願います。
  
誰かが教えてくれました。からすのえんどうで草笛つくり。上手にぴーぴーなってます。

 大人もぴーぴー。子供達のようにうまくはならないよ。

みんなでぴーぴー。

お昼ごはんでーす。さしいれも加わり豊かな食事。外で食べるランチはおいしいね。

 お昼ごはんのあとはお茶摘みにチャレンジです。普段すっかり見逃してたけど、この地域にはみかんの畑の生け垣にお茶の木がよく植わっているのです。

 根府川石の石垣とお茶の生け垣と。この地域ならではの風景です。

 一芯二葉。新芽の柔らかいこの部分だけ摘みます。

 おっ、新芽これだな。

子供達も一所懸命摘んでます。

お茶摘みから帰ってきたらおやつが待ってました!
今日摘んだお茶の葉で、明日は紅茶を作ろうね。



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