小田原から熱海方面に2駅の東海道線根府川駅集合。懐かしさ漂う駅舎です。
近所にお住まいの方の心づかいでしょうか。季節の花が無人駅の構内に飾ってありました。
青い空にみかんが映える夏日。
今日のナビゲーター。片浦食エネプロジェクトとエノコロのメンバー。いつも一緒に活動している仲良しです。
顔合わせ。募集早々満員御礼、都内や近郊から30名のご参加でした。
片浦ツアー出発!まずは地元の伝統を知ろうと、根府川でこの日に行われる「鹿島踊り」を見学です。
氏子の長老、川島さんから、鹿島踊りについての歴史やいわれを伺います。
悪疫退散、航海安全のため古くから受け継がれる踊りで、県の無形民俗文化財に指定されているそうです。
踊りというより神事の厳かさが漂います。
太鼓とすずの3役。抑揚のない調べと独特のふり。
祖父から父へ孫へ、踊れるのは農家
鹿島踊りを見学したあとは片浦食エネプロジェクトによる根府川ツアー。まずは片浦電力による小型太陽光パネルのご案内。住民たちの手で、郵便局や道路、診療所などの公共施設やレストラン、個人宅などに小型太陽光パネルシステムを設置しています。こちら公民館。
2階の手すりについてる太陽光パネルで発電した電力で左の外灯が点灯します。鹿島踊りの夜の練習でも大活躍しました。
片浦小学校の通学路の外灯。住民が設置した太陽光パネルで光る外灯が地域の子供たちを見守っています。
片浦食とエネルギーの地産地消プロジェクトの拠点、旧片浦中学校校庭です。これまで、様々な人達の手で校庭を耕して畑にし、廃材やそこにある土や木で、アースオーブン、野外キッチン、かまど、ビオトープなどを作ってきました。ここで収穫されたものを調理して食べることを基本に、ワークショップや子供教室など催しています。
坂を上ってきたので汗だく。ガーデンでとれたアップルミント水でのどを潤します。
これは、1年半前に描いた未来予想図。その通りになりました。
施設の説明。このかまどは日干しレンガで作りました。そのレンガもここの土と砂を使っておひさまに干してみんなで手作りしたんですよ。 校庭を耕して作った校庭ガーデン。70㎡弱の小さな畑ですが幾種類もの野菜やハーブや果樹が植えられ、池があり、生物多様性の宝庫です。
おみやげに、きゅうりやなすを収穫してもらいました。
片浦食エネプロジェクトのあとは、オレンジプロジェクトにむかいます。同じ集落ですが歩くと少し遠いので、根府川のヒルトンさんがバスをだしてくださいました。
江の浦地域のオレンジプロジェクトに到着。耕作放棄ミカン園を都市住民有志により復活、甘夏を栽培し、パンやドリンクなど加工品を作って販売しています。
ここからの海と山の展望は最高の眺めです。暑さも癒されるな~。
お昼ご飯。暑さにまけないよう、夏野菜とココナツのカレー。
ここで採れた甘夏の酵母で作ったパンや、どら焼き、ぜんざいなど。
左は甘夏農園の案内をしてくれてるオレンジプロジェクトのKIKKOさん。
甘夏とり放題!
どんだけとってもいいよー。
いいお土産になりました。
甘夏酵母のジュース
うーん、美味い!
これはハッカ。外国産のミントではなく古来より日本で自生するハッカです。
暑い時こそ、あっつあつのハーブティ。
オレンジプロジェクトの次は3つ目の場所。江の浦のエノコロです。 ここではデンマーク式週末農業スタイル「コロニーへ―ヴ」のライフスタイルを提案しています。
デンマーク出身のイェンスさん。
コロニーヘーブとは、都会に住んでいる人たちが週末や夏休みに自然に触れながら過ごすことができるコミュニティ・ガーデン。ガーデンには小さな小屋があるのが特徴です。
小屋の中。かわいい!
自然のしくみをいかしたパーマカルチャー・ガーデンです。エノコロ管理人のチノちゃん。
草屋根。子供たちにとっては遊ぶ所いっぱいの玉手箱。
と、こんな感じで片浦地域の3つの拠点を急ぎ足で回ってもらいました。
各々の場所でそれぞれのイベントやワークショップを開催してるのでまた遊びに来てください。
これを機会に片浦地域で一緒に遊べる仲間が増えていくといいなと思います。
各々の場所でそれぞれのイベントやワークショップを開催してるのでまた遊びに来てください。
これを機会に片浦地域で一緒に遊べる仲間が増えていくといいなと思います。
(写真撮影:はち君)
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