ジャーン、これが完成した池とジオフィルター、きれいでしょ!こんなのできるの~?という声が聞こえてくるような、、、。どうやって作ったって?これからご説明します。
水の循環について講師の四井さんからレクチャー。野外キッチンからの雑排水を、石や植物や微生物の働きで、生き物が住み野菜が育つ水にします。「“暮らす”ということは環境を汚すことではなく、少しの知恵と実践で他の植物や生物が住める環境を作るということなのです。」と四井さん。栄養たっぷりの雑排水を排水管に流すのはもったいない。上手に利用しながら野菜が育ったり、めだかが飼えたりできる場を作りたいものです。
池とバイオジオフィルターの場所を掘ります、植えてある紫蘇を移植します、、、
バイオジオフィルターの土手づくり、、、
バイオジオフィルターは3段階に分けます。水が流れるよう、傾斜にも注意。
防水シートを敷きこみます。これは紫外線にも強い池用の防水シートです。
こんな風に全体に広げます。
こちらは、地域のお母さんたち。秋野菜の苗を植える場所を開墾、整地しています。
さすが見事なクワ使い。効率も良く、あっという間に畝ができました。
そこへ子供たちの登場です。片浦小学校から17名の参加。「水はどこから来るのかな?」の話に気もそぞろ。みんなの目は1点に、、、。何を見てるのかな。
男の子たちは、話を聞くより動く方が好き。早速、竹の節をわりに飛び出します。
そうめんが流れるように、いえいえ、雨水が流れる用に、節をとります。
手つきいいねー。男の子はやっぱり道具や木工がお好き。
女の子たちは力仕事より苗を植える方が好き。ブロッコリー、白菜等々秋野菜の苗を植えていきます。
こちらバイオジオフィルター。防水シートを敷いたら、次は軽石をいれます。多孔質で穴があいてるのでその隙間に生き物が住みやすいのです。
どんどん軽石をいれて、、、
ひとまず軽石全部はいったよ。
いよいよ水の注水。
3番目まで水が流れてくるかな?
おう、きたきた。開通!バイオジオフィルターを通ってきた水が、無事、池に流れ込みます。
水が池にも流れ込んできたねー。大成功!
ふー、お疲れ様。やっとお昼ごはんの時間です。今日は、さっき割った竹で流しそうめん。その行く先はバイオジオフィルター。そうめん流しながら注水。これも一石二鳥。
今日のランチ。 ガーデンで収穫したトマトやナスで夏野菜サラダ、空芯菜の炒め物、もろへいやのスープなど、ガーデン野菜が大活躍。
流しそうめんが始まった。みんな黙々とすくっては食べる。
競ってすくう、食べる、、、。
ちびっ子たちは、池でパシャパシャ水遊び。
わーい、プールだ~。
お昼が終わったら、流しそうめんで使った竹を雨どいにします。
竹で作った雨水管と縦樋を接続し、バイオジオフィルターに落とすようにつなげます。いずれ雨水タンクを作り雨水の有効活用もできればいいな。立派な水の循環デザインができました!
お疲れ様でした~。今日のおやつは特製デザートプレート。きみこさんが持ってきてくださった自家製ブルーベリー砂糖漬けとふみこさんお手製のババロアです。
子どもたちは帰り、残業の大人たちで記念撮影。池と雨どいとジオフィルター、水の循環のしくみができました。色んな仕掛けが着々と進んでいきます。
次回は9月22日(土)、石や土で野外キッチン(炊事場)を作ります。どうぞ遊びに来てください!
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