2012年2月1日水曜日

アースオーブン完成!

1月21日、大寒の翌日、一年で最も寒い季節。朝から冷雨が降る中で、アースオーブンWSの最終回が行われました。

先週、片浦小学校6年生が図工の時間に仕上げてくれました。

今日は、中の砂出しから始めます。

砂をだしたら火を焚いて内側から乾燥させます。あかあかと燃える炎は、見てるだけで暖かく、かじかんだ手もカラダも緩んできます。

余った粘土とその辺に転がってたブロックを使い、アースオーブンの横に、即席かまどを作ることになりました。

ブロックを積んで、薪を燃やす場所(右側)と、換気となるトンネル(左側)を組み立てます。

やっぱりあたしたちは、粘土遊びが一番好きなんだよね。

組み立てたブロックのまわりに粘土を練りつけて、かまどのできあがり。手前で火を燃やして、奥の煙突を通って温風がでていきます。飾ってあるのは、鳥と卵かな?


そろそろお昼ごはんの時間です。みんなが外で作業している間に、調理室で料理班がおにぎりと具だくさんのけんちん汁をこしらえてくれました。自家栽培のかぶのお漬物やきんぴらごぼうも一緒に、あーおいしい。デザートには白玉汁粉。寒さもふっとぶなぁ。

ピザを焼こう、ん?でも何にのせて焼くの? で、早速、参加者のお一人のえーすけ君が、転がっていた材を使って、技術加工室でピザをのせる大きなへらを作ってくれました。

おなかもみたされ、からだも暖まったところで、ピザ焼きにトライ。オーブン内の薪の炎が弱まり、赤い熾火になってきたら(耐熱温度計で230度くらい)そろそろ焼き頃です。

薪をまわりに寄せて真ん中にスペースをつくります。
家庭科室でのばした生地に好きな具をのせました。トマト、ピーマン、玉ねぎ、、じゃがいも、チーズはたっぷり、デザートピザにはりんごにシナモン、、、、、うまく焼けるかな?

先ほどあけておいたスペースにピザを置いてフタをして熾火で焼きます。

できました!あっつあつのできたてピザ!生地がパリパリ、チーズとろーり、遠赤外線で焼くピザは一味違うね。オーブン内の温度が熱いうちは1分に1枚は焼けるそうです。今日はちょっと温度が低めだったので、1枚に10分くらいかかりました。

りんごにシナモンをかけたのね。トッピングも自由自在、好みの具材でマイピザを作ろう。

アースオーブンの炊き口のふたは、廃棄されていた石油缶のふたをカットしてチコちゃんが作ってくれました。大きさもイメージもぴったりです。

アースオーブンとかまどのできあがり!かまどでお湯を沸かし、オーブンで焼く、同時にできちゃう新型ユニットキッチンです。

そして、ワークショップ全4回と片小6年生の授業をみてくれた講師の杉山ちこさん、どうもありがとう。おかげで、世の中のどこにもない私たちのアースオーブンができました。「皆さんで、これからどんどん使って楽しんでくださいね」

このアースオーブンには笑顔がいっぱいあるんだよ。ここにも、そこにも、、、。

そして、こんなに大きいスマイル!
片浦のあつし君が言うように、
“人と人をつなぐアースオーブンになりますように。”

お披露目は、2月18日(土)11時から、片浦地域住民限定の大ピザパーティーです。
片浦地域にお住まいの方、是非、遊びに来てください!

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